＊洗面室と脱衣室＊

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2021/01/05

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弊社は本日より仕事始めでした。
同じく娘たちも周辺の小学校より一足早く始業式。
普段通りの日常が始まると忙しくなるのが『朝の時間帯』。
特に洗面周りは人の行き来が多くバタバタする方も多いのではないでしょうか？

そんな時に気になるのが
『洗面室と脱衣室は別々の方がいいの？』という点。
それぞれのメリット・デメリットを少しだけご紹介します。

まずそれぞれのお部屋の役割は

洗面室・・・身支度を整える、洗濯をする場所
脱衣室・・・入浴の準備や衣服の着脱を行う場所

と違う役割を持っています。

多くの住宅では『洗面脱衣室』という一つの空間としてまとまっていることが多くありますが、
別々にすることで様々なメリットが生まれます。

➀別々の人がそれぞれを同時に使える
洗面脱衣室が一つにまとまっている場合に一番困るのが
「他の人がお風呂に入っている時に洗面所を使うことが出来ない」という点ではないでしょうか？
特に朝にお風呂に入る方がいるご家族様や、
人数の多いご家族様は別々にすることで待たなければならない時間がぐんと減り、
使い勝手がよくなるでしょう。
特に何かとバタつく朝に準備がスムーズに進められるのはありがたい事です。

➁来客時に洗面台をきれいにできる！？
洗面所や脱衣室は空間に対して使うものが多く、
どうしても雑多になりがちではないでしょうか？
洗濯ものや脱いだ衣服が洗濯籠に入っている、、、というご家庭もある事と思います。
そんな生活感の溢れるものは出来るだけお客様には見られたくないですよね。

そんな時に洗面室と脱衣室が別になっていれば
お客様に見られたくないものを脱衣室にしまっておくことが出来るのです。
お住いになるご家族様の心配を軽減できるほか、
お越しになられた方にも気持ちよく使っていただくことが出来ます。

では逆にデメリットはどんなことがあるでしょう？

➀独立させるための面積と費用が必要になる
使い勝手などを検討して少し広めに設けようとすると
一つの空間の場合よりも大きなスペースが必要になる事があります。
面積が広くなればもちろん、費用もかかってくるもの。
またお家自体の延べ床面積を変えたくない、という場合には
他のお部屋の収納スペースが減ってしまう可能性があります。

➁動線が増える
お部屋が増えることで動線も増えることになります。
洗面台で予洗いをした洗濯物を扉を開けて脱衣室へ運ぶ、
この行動もお部屋がわかれることで移動距離や動作が増えるのです。

それなら洗面室に洗濯機を置けばいいのでは？という考えもありますが、
その場合には脱いだ衣服を脱衣室から洗面室に運ぶという行動が増えるのです。
このようにお部屋がわかれることでどうしても動線が増えてしまう事となります。
私もそうですがせっかちで手の届く範囲でパパッと済ませたい方には
少し面倒に感じられるかもしれません。

このようにご家族様の生活スタイルなどによって変わってくる洗面脱衣室。
別々にするもよし、
一緒のままでもよし。
一緒のままの場合、玄関や廊下に別で洗面台を設ける、という方法もあります。

住まわれる方が使いやすく、ストレスのない生活が出来るよう、
間取りをご検討される場合にはぜひ一度考えてみてくださいね☆