建築中の保険5
子育てガールズDiary注文住宅建築住宅
2017/07/27
こんにちは、
子育ての豊田です。
毎朝セミがじゃんじゃん鳴く声で目が覚めます。
梅雨も明けて、いよいよ夏本番!ですね。
さて前回は、資力確保の2つの方法のうち
A)保険加入 についてお話しました。
今回は、
B)供託(きょうたく:お金を預ける)について見てみます。
供託の主なポイントは、以下の3点です。
①住宅事業者が供託金(保証金)を供託所(法務局等)に預けます
②瑕疵が発見された場合は、住宅事業者自らで補修費用を負担します
(供託金からは支払われません)
③供託金の支払いは住宅事業者が倒産・廃業等していた場合に限られます
保険も供託も、住宅事業者がもしもの時には、
住宅取得者(お施主様)が直接保険法人や供託所に保険金や還付金の請求ができます。
その点では、どちらも新築住宅を取得する際の安心を確保する制度だといえます。
だた、安心の大きさも、同じ程度なのでしょうか?
実は、事業者が倒産・廃業していた場合、支払い限度額に差が出ます。
供託では、多棟にわたる大規模な事故(瑕疵)が発生した場合、
1戸あたりに支払われる金額が少なくなります。
簡単に例えるなら、1000円のお金を、2人で分けるか、10人で分けるか
というようなものです。
また、その1000円を使いきった後には供託金(保証金)を受け取ることはできません。
この制度ができるきっかけになった
耐震問題のようなおおきな瑕疵が一度にたくさん起きた場合・・・。
受け取れる保証金がいくらになるかは分からない、というのが正直なところです。
保険と供託で、実際の金額としてどの位の差があるのか? は、
弊社でお付き合いしている保険法人の試算をご覧いただくと
イメージしやすいかもしれません。
「JIOわが家の保険」の場合
http://www.jio-kensa.co.jp/insurance/hoken/shinchiku_04_pop.html
(こちらをアドレスバーにコピペしてお使いください)
※あくまでも一例です
何事も起こらないことを願いつつ、やっぱり補償も気になります。
いざという時のシミュレーションもしておけば安心ですね。
お話されている住宅事業者さん(建築会社)が、保険・供託のどちらを選択しているか
よく聞いてみて下さいね。
保険について、少し補足がありますが、
長くなりましたので、また次の更新でお伝えします。
今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございます。