建物の細かな違い
現場progressリフォーム
2019/04/22
こんにちは
アフターメンテナンス担当の 山下 和也 です
数ある記事の中で、自分の記事を読んで頂きありがとうございます
私も今年で36歳になり、世間で言うおじさんの域になってきました
若い頃に比べて知識も経験も増えてきましたが、まだまだ勉強と努力はしなきゃいけないと自分で自分に喝を入れております
そんな私が最近ちょっと感じるのは、「違いの分かる男というのはカッコいい」と思うことです
ワインの味の違いや時計の値段の違い、車の性能の違いが分かるなど、違いが分かるというのは個人的にちょっとあこがれます
そんなネタ振りで、今回は 知っていてもそんなにカッコよくはなれない 住宅の細かな違いをちょっと紹介します
皆さんは『塩ビ管』(硬質ポリ塩化ビニル管)と呼ばれる灰色の管が何種類かあるのをご存知でしょうか?
実は住宅の中には2つの種類の塩ビ管があり、VP管とVU管という見た目はどちらも同じ大きさの種類がある灰色の管になります
ここで違いのわかる男は「管の肉厚が違うんだよ☆」なんてキザに目元に星でも輝かせながら言えるのでしょう
そう!実はVP管とVU管の違いは肉厚にあり、その肉厚の違いで中に水が流れた際に圧力が強くても耐えれる管と耐えれない管に分かれてきます
ちなみにVP管が肉厚な管になり、主に給水や埋設する配水管など管に圧力のかかる場面で活躍します
一方、VU管は圧力は設計上考慮されていないため、自然排水の配水管や通気の管などに使われます
普段は建物の壁の中や床下、地面の中に隠れてる塩ビ管ですが、ちゃんと用途に合わせてそれぞれの特性を活かして家の設備環境を守っているんですね
あぁ~・・・
自分も早く目元に星でも輝かせながら決め顔ができるカッコいい男になりたい!