見学会の設営
現場progress
2018/07/28
こんにちは!
工務部の水野です^^
暑い日が続いてますね!
皆様暑さ対策はどのようにしておりますか?
最近酷暑の中、見学会の設営をしていて感じたのは庇があるのとないのとでは
雲泥の差ということでした。
設営ではテントを張る前にブルーシートを敷くのですがそれを固定している時は、
日光を遮る物が何もないので辛かったです^^;
しかしテントを張り終えてからは直射日光は防げるので暑さの感じ方がびっくりするぐらい違いました。
当然といえば当然のことなのですが、
日光が直接当たるか当たらないかでここまで違うのか!と身をもって感じました。
お家造りでもこのような経験は活かせます。
例えば、軒の出の長さ!
様々なお家を見ていると、軒のある浅い家、深い家がありますね。
中にはキューブ型の軒がほとんどないようなデザイン住宅もあったりしますね。
実はこの軒、かなり重要なのです。
軒の機能は大きく分けて3つあります。
1つ目が外壁の保護
今でこそ外壁も優秀な機能をもったものが多くなってきてますが、
軒がないと常に直射日光と雨風が外壁を襲うことになります^^;
2つ目が雨よけ
軒があると窓からの薄いの吹き込み防止にもなります。
そして3つ目が日差しの調整です!
夏場に軒がないと直射日光が窓や外壁に直接当たることになり、
室温が上昇します。
(ちなみに冬場は日射角度が低いため軒があっても日差しを遮ることにはなりませんので、
室温が余計に低下することはありません)
これは設営の時でいうテントがあるのとない状態の違いにも似てますね。
人間もテントがない暑い所でずっと仕事をしていると疲れてしまいますよね。
つまり僕たちの造っている木造住宅もこの違いで耐久性にも少なからず差が出てくるかと思います。
最近は外壁材も耐久性が上がり進歩していますが、デザイン性を重視して軒のないお家を考えている方は、もう一度ご検討くださいませ。
デザインとは「機能」も構想してするものだと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました☆