下屋裏収納
家づくり相談室
2020/07/09
本日は下屋裏収納についてです。
下屋裏というのは1階の屋根にあたる部分の事をいいます。
大体の間取りは2階より1階のほうが大きくなることがほとんどです。
その場合、1階の屋根にあたる下屋というものができてきます。
下屋裏収納というのはこの下屋の中に収納を作るというものです。
小屋裏収納は聞いたことがある方が多いのではないでしょうか?
小屋裏収納も収納としてはとても優秀なのですが、下屋裏収納のほうが優れている部分もあります。
まず1つ目は、収納までの階段を作る必要が無いということです。小屋裏収納は2階の屋根にあたる部分です。
なので高さとしては2階の天井まで上がる必要があります。なのでそこに上がるための階段が必要となります。
階段があるということは、階段の費用もかかりますしスペースも必要になります。
下屋裏収納であれば、階段が無いので費用も抑えられ、移動するためのスペースを取る必要はありません。
2つ目は、階段が無いことが起因するのですが、収納する手間が少ないことです。
小屋裏収納に収納するためには階段を2つ移動する必要があります。
大きい荷物を運ぶ際、これは大きな負担になります。
下屋裏収納であれば2階の廊下等から入るので、大きな荷物を入れるにも負担が少なくすみます。
この2点から下屋裏収納を検討する余地はあるかと思います。
ただ、間取り的にすべてのお家に設けることができるわけではありません。
興味がございましたら、いつでもご相談ください。
安間でした。