変動金利と固定金利
家づくり相談室家づくりのお役立ち情報
2017/04/06
こんにちは、鈴木です。
4月になり、すっかり春めいてきましたね。
今年の桜はいつもより1週間くらい開花が遅いみたいですね。
満開の桜を見ると新年度が始まるなと気持ちが新たになります。
今年度も頑張っていきましょう。
さて、今回は固定金利を変動金利という住宅ローンの話題です。
今さらという感じもしないではありませんが、改めて考えてみるのもよいと思います。
4月の固定金利、フラット35Sの金利は1.12%です。
少しづつ金利が上がってきているとはいえまだまだ低金利ですね。
一方、変動金利はというと、イオン銀行の変動金利で0.57%です。
ネット銀行の一番低い金利は0.5%を切る商品まで出ています。
ずいぶんと違いますね。
仮に3000万円借入をして35年、ボーナス返済なしで計画をした場合
フラット35S 月々86,373円
イオン銀行 月々78,807円
毎月 約7,500円の差です。
返済額だけ見るとイオン銀行の変動金利の商品が有利に見えますね。
ただ、35年間という長期間ですので、この先どうなるかわかりません。
毎月7,500円多く払うことにより、将来の金利上昇に対する保険料という考え方もあります。
どちらが有利な商品であるかは、誰にもわからないのです。
一般的に、変動金利を選ぶ場合下記の要件に当てはまることが多いです。
1.繰り上げ返済の計画がある。
2.返済期間が短い
3.妻が働くなど、家族収入が増える予定がある。
などの場合です。
一方、固定金利を選ぶ場合は
1.これから、教育資金など支出が増えるなどの予定がある。
2.返済期間が長い
子育て世代の方はできる限り、固定の商品を選ぶことをお勧めします。